パフォーマンスを上げるなら質の高い睡眠をとる

タイトル通りなんですが、日常のパフォーマンスを上げたかったらしっかり寝て下さいという話し、そして質の高い睡眠をしっかり取って下さいという話しを簡単にしていこうと思います。

近年では、夜型の人が増えてきたことから日本人は睡眠の時間や質が低下・減少してきていると言われています。そして、睡眠不足は注意不足や活力の低下・イライラを引き起こす原因になったり、生活習慣病のリスクを高めてしまったりと色々な問題が出てきてしまっています。

睡眠において、睡眠時間よりも質のほうが圧倒的に重要です。よく「毎日の睡眠時間は8時間とることが大事」みたいなことを目にしますが、ぶっちゃけた話し「何時間寝れば大丈夫」とは一眼には言えないので難しい話しなんですよね~。

睡眠の質がなぜ大切か?

冒頭にも上げましたが、睡眠時間が短かったり不眠症状が続いていたりすると、肥満や高血圧、耐糖能障害などの生活習慣病にかかる発症リスクが高まります。そして睡眠の質の低下は、生活習慣病の発症リスクを高める以外に、仕事や家事の効率を下げてしまったり、子どもの発育にも影響を与えてしまったりという研究結果も出ています。

その他にも、睡眠は心の影響や学力にまで影響を及ぼしてしまいます。就寝時間が遅い子どもにメンタルヘルスに影響を与えているケースが多く、結果学力低下にも繋がってしまいます。

実際、睡眠の質の大切さは僕自身が凄く痛感しています。自分の体験話しを少ししますと、20代前半の頃に仕事を幾つか掛け持ちして、とにかくお金を稼ごうと睡眠の時間と質を軽視していました。若さと勢いもあったのでですが、2ヵ月・3ヵ月と経つうちに徐々にストレスで周りにイライラするようになり、半年も過ぎるとかなりの情緒不安定になっていました(笑)今は真似出来ませんが当時は2~3時間くらい寝てそれ以外の時間を全て仕事に費やしていましたね。でも長期で考えたら睡眠の時間と質を確保しないとどうしても無理が出てくるんですよね。身に染みております。

睡眠の質を上げるにはどうするべきか?

まず、食事を1日3食規則正しくとることです。中には朝食を抜いている方もおられるかもしれませんが、例え簡単なものでも何かを朝食で口にすることを習慣にして下さい。朝食を抜いてしまうと体がエネルギー不足になり、睡眠に影響が出る可能性があります。体内時計が整って睡眠サイクルが整っていくので、毎日同じ時間に食事を取ることを心掛けて下さい。ただし、夜食の場合は睡眠が妨げられる原因となるので注意が必要です。

次に僕自身も凄く意識して行っていることですが、習慣的な運動を取り入れることです。深い睡眠を取り入れやすくしたり寝つきを良くしたりするなら、習慣的な運動は欠かせません。無理に激しい運動に取り組まなくても、ウォーキングやジョギング(20分程度)の軽い運動がお勧めです。逆に激しい運動を練る前などに行ってしまうと、体が興奮状態になり睡眠の質が低下してしまうのでこれも注意して下さい。

次は僕も改善中のポイントになりますが、寝る直前にパソコンやスマートホンなどを長時間見ないという点です。パソコンやスマートホンなどの画面から流れてくる強い光には、体内時計が遅れてしまい本来寝るべき時間に眠れない状態に陥りやすくなってしまいます。寝る1~2時間前には極力画面を見ない・見るとしても長時間は避けるようにして下さい。朝起きたときの疲れの残り具合(特に目の周りの疲れ)にかなり影響が出てしまいます。

現代の日本人はどうしても昔と比べて睡眠の質が低下している傾向にあります。これにより注意力や活力低下やメンタル面での問題、生活習慣病の発症リスクを高めたり、発育や学力低下の問題などがあります。

食事は1日3食しっかり取る、習慣的な運動を行う(続けることが出来る軽い運動)、上記では取り上げていませんが、起床時に太陽の光を浴びること、そして寝る前にパソコンやスマートホンの画面を長時間見ないこと等、これらが睡眠の質には欠かせないポイントです。

体と心のパフォーマンスを上げるには質の高い睡眠はマストです。人生100年時代と言われているこの世の中、日々質の高い睡眠を取れるよう生活習慣を意識していきましょう。