
はい。なかなかパワーワードなタイトルをもってきたのですが、決して大げさではないんです。早速その正体を説明していきますね。
その正体はずばり!「アンガーマネジメント」と呼ばれるものです。アンガーマネジメントとは、衝動的に訪れる怒りを分析し、上手くコントロールすることで、仕事におけるトラブルを減らしたり、生産性を向上させる方法論です。組織内の人間が適切にアンガーマネジメントをすることができるようになれば、生産性が向上するだけでなく、近年問題になっているパワハラの防止にもつながります。
また、怒ることが多い人物というイメージがついてしまうと、周りから信用されづらくなってしまう可能性が高いです。一時の感情的な行動で組織内の居場所を失わないためにも、怒りをコントロールし、安定した感情を保つことが重要になります。
一方ではアンガーマネジメントは決して「怒ってはいけない」ということではありません。喜怒哀楽という言葉があるように、感情は人間が生きていく上で非常に大切な感情の1つです。
アンガーマネジメントができれば、本人も比較的冷静に仕事ができる上、周囲に影響を与えることもないため、生産性を落とすことなく業務を行うことが可能です。日常的に怒りがこみ上げてしまうことが多い人は、アンガーマネジメントを習得することで仕事効率が上がっていくでしょう。
せっかくなので、怒りの衝動の抑え方を一つ紹介したいと思います。
その手法とは、怒りの衝動を6秒間我慢することです。衝動的な怒りはアドレナリンが原因で発生するといわれており、アドレナリンは6秒程度で全身を巡りきるとされています。つまり、6秒間怒りの衝動を我慢できれば、生体的に怒りが収まるということです。
衝動的に怒りが湧きやすい人は、怒りに任せてた言動をする前に、何もせずに6秒間待つことを心がけると良いでしょう。とはいうものの、最初のうちは衝動的な怒りを抑えるのは困難です。アンガーマネジメントになれていないうちは、怒る前に怒りの原因を書き出すことで、冷静さを取り戻すことができます。
加えて自身の怒りの傾向を知ることもできるため、対策を練ることも可能です。怒りを6秒間我慢できれば、より冷静に仕事に取り組むことができるはずです。
怒りの感情をしっかりコントロールすることで、対人関係に悩まなくなり、やがて人生の迷いは消えます。
キーワードは「アンガーマネジメント」です。是非、ご自身でも調べてみて下さい。