初海外フィリピン・マニラ旅行③

今回フィリピン・マニラ旅行で一番の体験になったスリ(強盗)について、その起こった事件とその後の僕の行動・対応をしっかり書き込んで行きたいと思います。写真に写っている高層ビルが立ち並ぶエリアがマニラのマカティ地区(MAKATI)という比較的治安の良いエリアなのですが、ここで事件は起こりました。

海外に行く際は必要以上に警戒心を持つのは大事だと、今回僕は痛感しました…。

全ては僕のちょっとした油断からでした…。

事件に対する感情はずっと変わらないのですが、ただただスリ(強盗)のスキを作ってしまった自分に対する後悔ばかりです。もちろん事前に、なんなら事件発生当日も海外旅行の注意喚起動画や記事を確認していたのですが、マニラに来てから数日経つうちに、無意識に何処か自分には無縁というか他人事のような感じになっていました。多分それが事件発生の日に特にスキが出来てしまった要因一つなのだと今振り返って思います。

でも、ここで情報発信して自分の体験が少しでも注意喚起になればと、そんな気持ちから出来るだけ正確にあの日の事件のことを書こう思いました。

こうやって文字に起こしてブログを書いているとまた悔しさが込み上げてくるんですよ(笑)

マニラで起こったスリ(強盗)の流れ

事件はマニラのマカティ(MAKATI)の観光途中に起こりました。マカティまでフィリピン名物のJeepney(ジプ二ー)に乗って、そこから目的地の場所まで歩いてる途中でした。

時間帯はお昼の13時頃ですね。夜ではなく昼間だったというのも少し気の緩んだ要因ですね。あと大通りを1人で歩いていましたが人通りが少なかった。これがダメですね。マカティは比較的治安が良いエリアといいましたが、ちょっと道を外れるとスラム街のような街並みに変わるのがマカティ。なので比較的治安が良いという言葉をあまり鵜呑みにし行動ない方が良いと思います。

人通りの少ない大通りを歩いていると、前からギャングのような風貌の若い3人組が歩いてきました。最初の二人とは普通にすれ違いましたが、最後尾を歩いていた3人目の男がかなり危ない感じで目がイってる感じでした(少し歩きがフラフラしていたので風貌から薬物使用者?)

このかなり危なそうな男に密着されて話しかけられました。この密着させるスキを作ってしまったのが最大の後悔なんですよ…。英語ではなかったと思いますが、何と言っているのか全く分からないまま20~30秒程密着されながら話しかけられる状態が続きました。

この時、肩掛けのポーチを前側にしていたのですが、密着した状態話しかけられているスキにポーチの中の財布とWi-Fiと何故かMEN’S Bioreのボディ‐シートも盗まれました。スリの瞬間、盗まれていることに全く気がつきませんでした。多分常習犯なんでしょうね。

で、僕がスリ(強盗)と表記している理由なんですが、後々になって思い出したんですが密着してきた相手の右手にナイフがあったのを思い出したからです。(ナイフは布のようなもので直に見えないよう隠れていました。)こっちが変に暴れたり抵抗していたら刺されていた可能性もゼロではないということです。

後々になってゾッとする事件でした。

無我夢中でマカテ警察へ

スリにあった場所からすぐ近くに学校があったのでそこに駆け込み、入口にいた警備員に助けを求めました。が!Wi-Fiを盗まれてしまったので、カタコトの英語とボディランゲージで必死に盗まれた状況を伝えました。あんまり伝わっている感はなかったのですが、僕が困っているのを察してくれた警備員が学校の中にいた警察官2人を呼んでくれました。

管轄の(最寄りの)警察署に行かないと対応出来ないらしいので、警察官にバイクを出してもらい管轄の警察署まで乗せてもらいました。いや、でもこのバイクに乗せてくれた警察官は優しくて素晴らしい対応をしてくれました。(事件現場からバイクで5.6分で警察署はありました。)

管轄の警察署に到着して事情を説明しますが、管轄の警察官の聞き込みが兎に角荒い!こちらが英語が話せないので日本語の翻訳をお願いしてもガンガン英語で話してきます(笑)しかもまくし立てるような早い英語…。後から駆け付けてきたもう一人の警察官に「Japanese」と伝えると、やっと翻訳を通しての状況説明をすることが出来ました。(警察署にWi-Fiはありませんでした。)

そこからスリあった事件現場まで警察官と向かい、なんとか英語でどのようにスリ(強盗)にあったかの状況を伝えます。しかしここでも最悪なことに近くの監視カメラがメンテナンス中とのことで映像の確認をすることが出来ませんでした。

警察署に戻ると警察官におせんべい(?)のようなものを一緒に食べようと言われました。いや、なんか僕と警察官との温度感の違いが凄いというか…(笑)そこから警察官に「何をして欲しい?」と聞かれました…え、もしかしてもう終わり??

ここでポリスレポートというものを発行してもらわなければいけないのは前情報で知っていたので、ポリスレポートを作ってもらい、もし見つかったらまた連絡すると言われこれで終了です。いや~これでもう終わりか~といった感じですね。正直あっけない対応というか、でもフィリピン警察はだいたいこんな感じらしいです

今回のまとめ!

あまりフィリピンの警察官に期待はしない方が良いということと、海外保険などの審査保証などの際にポリスレポートが必要な場合があるのでこれはしっかり作ってもらって下さい。

このブログで言えることはフィリピンだけではなく海外全土、旅行にいく際はスリや強盗など本当に犯罪には気をつけて注意喚起の記事や動画などをしっかり把握して下さい。

あと、もし向こうが刃物などを出してきたら絶対に無駄な抵抗はせず、渡せるものは全て渡して自分の命だけはしっかり守って下さい。刃物を出されたら格闘家でもまず勝てませんからね!

繰り返しになりますが、もし犯罪に巻き込まれたら

  1. 管轄の警察署へ行く
  2. 監視カメラを警察官と確認
  3. 紛失したものの確認
  4. ポリスレポート作成

犯罪に巻き込まれた自分の心の油断に本当に悔しい思いが強いので今回のブログは少し長くなりましたが、この記事が少しでも海外旅行に行く際の注意喚起になって皆さんの力になれば良いなと思い書きました。

最後までご視聴頂きありがとうございます。少しでも気になることなどありましたらお気軽にお問合せ下さい。なんでも答えさせて頂きます♪

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